右記グラフはビール業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。
ビール業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな動向や現状を把握することができます。
平成21年のビール業界の業界規模(主要対象企業5社の売上高計)は2兆9,421億円となっています。
ビール業界の過去の推移を見ますと、平成16年以降ほぼ横ばいを続けています。
国内のビール、発泡酒の出荷量・販売量は年々減少傾向に。さらに、近年は消費者の節約志向を背景にビールの買い控えが進んでいます。一方で、比較的安価な第3のビールは伸び続け出荷数量で3割を超え、発泡酒を上回りました。
国内のビール需要が頭打ちを迎える中、ビール各社は新商品を続々に投入。中でもカロリーオフ、糖質ゼロといった健康志向のビールも登場。
そんな中注目を浴びているのがキリンのノンアルコールビール『キリンフリー』。世界初のアルコール分0.00%のビール風炭酸飲料として発売し、09年4月の発売以降、年間販売目標を上方修正するなど人気を集めています。
09年7月ビール会社大手のキリンHDとサントリーHDが統合を協議していることが判明。しかしながら交渉は破談し、大型再編には至りませんでした。
少子高齢化や若年層のビール離れを背景に市場は縮小傾向に。キリンとサントリーの統合は破談に終わりましたが、新たなシェア拡大には海外での事業領域拡大や再編が不可欠になっています。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
ビール業界 売上高シェアグラフ |
|
1 |
キリンホールディングス | 1兆0,976 |
37.3% |
|
2 |
アサヒビール | 9,581 |
32.6% |
|
3 |
サントリーホールディングス | 5,577 |
19.0% |
|
4 |
サッポロホールディングス | 3,054 |
10.4% |
|
5 |
オリオンビール | 233 |
0.7% |
ビール業界の売上高ランキングを見ますと、ランキング上位4社が強いことが分かります。シェアを見ましても上位4社で市場の95%以上シェアを誇ります。
前年に比べ売上高を伸ばしたビールメーカーはランキング5位のオリオンビール、ランキング3位のサントリーホールディングスで、それぞれ売上高前年比+2.6%、+1.5%の増加となっています。
※シェアとはビール業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでビール業界における各企業の占有率を知ることができます。
※キリン、アサヒ、サントリー、サッポロの売上高はいずれも酒類事業の売上高です。
各ランキングをクリックするとそれぞれのビールメーカー詳細ランキングページにジャンプします。
キリンビールホールディングス(酒類事業)、アサヒビール(酒類事業)、サントリーホールディングス(酒類事業)、サッポロホールディングス(酒類事業)、オリオンビールの計5社。
平成21年12月決算時(オリオンビールは平成21年3月決算) 各社有価証券報告書より作成
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