右記グラフはパン業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。
パン業界の規模の推移を見ることでその業界の大まかな現状や動向を把握することができます。
平成21年のパン業界の業界規模(主要対象企業5社の売上高計)は1兆2,812億円となっています。
パン業界の過去の推移を見ますと、平成16年から平成21年まではほぼ横ばい傾向にあります。
近年の国内のパン消費量及び生産量は年々減少傾向にあります。さらに、米国発の金融危機を機に消費者の節約志向が上昇。低価格志向が強まる傾向にあります。
こうした動向を受け、製パン各社は製品価格を限界まで下げている状況。ここ数年続いていた原材料の高騰はいったん収縮に向かったものの、さらなる材料費の高騰が起きればそれを吸収する余地はあまりないようです。
平成22年3月決算によると山崎製パン(食品事業)が売上高前年比+9.7%、フジパングループ本社が+2.6%の上昇を記録したものの、第一屋製パンが-25.5%、日糧製パンが-2.2%、コモが-3.4%とマイナスを記録しています。
近年(過去5年間)のパンメーカーの業績を見ますと、目立った業績の伸びを見せている企業は見られず、パン業界全体に停滞感がみられます。
一方で、業界大手の山崎製パン、第一屋製パンの海外売上高比率(全売上高に対する海外での売上高の割合)は10%未満、フジパングループ本社、日糧製パンにおいては0%となっています。企業のグローバル化が進む中、日本のパンメーカーは海外市場に関して非常に消極的な姿勢をとっています。
今後、人口減少等の影響で国内のパン市場は縮小に向かうことが予想されます。国内消費が落ち込む中、海外への積極的な展開が今後のカギと言えます。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
パン業界シェアグラフ |
|
1 |
山崎製パン(食品事業) | 8,241 |
64.3% |
|
2 |
フジパングループ本社 | 4,035 |
31.5% |
|
3 |
第一屋製パン | 306 |
2.4% |
|
4 |
日糧製パン | 174 |
1.4% |
|
5 |
コモ | 56 |
0.4% |
パン業界の売上高ランキングを見ますと、ランキング上位2社が強いことが分かります。
前年に比べ業績を伸ばしたパンメーカーはランキング首位の山崎製パン、ランキング2位のフジパングループ本社で、伸び率はそれぞれ売上高前年比+9.7%、+2.6%の増加となっています。
※シェアとはパン業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでパン業界における各企業の占有率を知ることができます。
各ランキングをクリックするとそれぞれ詳細ランキングページにジャンプします。
山崎製パン、フジパングループ本社、第一屋製パン、日糧製パン、コモの計5社。
平成22年3月決算時(他時期決算企業あり) 各社有価証券報告書より作成
当パン業界の現状、動向、ランキング、シェア等コンテンツは上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。
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