右記グラフは出版業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。
出版業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。
平成21年の出版業界の業界規模(主要対象企業25社の売上高計)は9,008億円となっています。
書籍・雑誌の販売高は96年をピークに減少傾向。平成20年の出版販売金額は1兆9,356億円と5年連続で減少。21年ぶりに2兆円を下回り、平成8年以降減少基調が続きます。近年では特に月刊誌や週刊誌など雑誌出版物の大幅な落ち込みが目立ちます。
平成20年秋以降、世界的な金融危機の影響により広告を控える企業が続出。減少傾向にあった広告集稿をさらに引き下げ大幅な減少を記録。出版業界にとって厳しい一年となりました。
一方、印刷大手の大日本印刷は大手書店丸善、ジュンク堂、図書館流通センターを相次いで傘下に。09年には主婦の友社、中古本最大手のブックオフにも出資。
また、印刷大手の凸版印刷も書店大手の紀伊国屋書店と業務提携。印刷大手2強が書店、出版へと勢力を拡大しています。
既存出版物が落ち込みを見せる中、ベネッセ、ぴあ、角川グループ、ゼンリンなど出版物以外に強みを持つ企業の業績は堅調です。ベネッセは通信教育『進研ゼミ』を、ぴあは情報・チケット販売を、角川グループはクロスメディアコンテンツの提供を、ゼンリンはカーナビなど地図データベース事業を展開しています。
インターネットの普及により、若者を中心とした「活字離れ」が進行。今後も、既存出版物の売上の減少は続くものと予想され、出版業界に大きな変化が押し寄せています。
こうした流れを受け、出版各社はネットや映像との融合、加速するフリーペーパー事業への展開、電子書籍事業の展開など新たなビジネスモデル構築のため様々な戦略を打ち出しています。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
出版業界 売上高シェアグラフ |
|
1 |
ベネッセコーポレーション | 4,066 |
45.1% |
|
2 |
角川グループHD | 1,359 |
15.1% |
|
3 |
ぴあ | 959 |
10.6% |
|
4 |
ゼンリン | 517 |
5.7% |
|
5 |
学研ホールディングス | 331 |
3.7% |
|
6 |
プロトコーポレーション | 256 |
2.8% |
|
7 |
インプレスホールディングス | 172 |
1.9% |
|
8 |
昭文社 |
153 |
1.7% |
|
9 |
CHINTAI | 149 |
1.7% |
|
10 |
セブンシーズホールディングス | 139 |
1.5% |
前年に比べ業績を伸ばした出版会社は、ランキング6位のプロトコーポレーション、ランキング4位のゼンリンで、伸び率はそれぞれ+8.5%、+3.6%の増加となっています。
上記ランキングは有価証券報告書を元に作成しています。できる限り多くの企業を載せるようにしておりますが、全ての企業を反映したものではありません。また、講談社、集英社、小学館など有価証券報告書非公表の企業については反映しておりませんのであらかじめご了承下さい。
※シェアとは出版業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで出版市場における各企業の占有率を知ることができます。
各ランキングをクリックするとそれぞれ出版会社の詳細ランキングページにジャンプします。
ベネッセホールディングス、角川グループホールディングス、ぴあ、学研ホールディングス、ゼンリン、プロトコーポレーション、CHINTAI、インプレスホールディングス、昭文社、セブンシーズホールディングス、東洋経済新報社、アルバイトタイムス、幻冬舎、クイック、文渓堂、ぱど、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、KG情報など計25社。
平成22年3月決算時(他時期決算企業あり) 各社有価証券報告書より作成
当出版業界の動向、現状、ランキング等コンテンツは上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。
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