右記グラフは通販業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。
通販業界の規模の推移を見ることでその業界の大まかな現状や動向を把握することができます。
平成21年の通販業界の業界規模(主要対象企業20社の売上高計)は1兆0,125億円となっています。
通販業界の過去の推移を見ますと、平成16年から19年までは若干の上昇基調にあり、平成20年からわずかながら減少に転じています。
平成20年は、米国のサブプライムローン問題やリーマンショックに端を発した世界的な金融危機の影響で国内の経済状況は極めて厳しいものとなりました。
こうした国内外の経済の悪化を受け、個人消費が低迷。生活防衛意識が高まり、節約志向、低価格化志向が一層高まる事態となりました。こうした厳しい環境の中、平成21年の通販業界の業界規模は前年比-3.9%と減少を記録するものの、わずかな減少にとどまりました。
他の多くの業界が大幅な減少を記録している中、平成21年の通販業界はわずかな減少にとどまりました。その主な理由としてネット通販の拡大が挙げられます。
近年、インターネットの普及や「巣ごもり消費」の高まりなどを背景に、インターネット通販市場は年々拡大傾向にあります。富士経済の予測によると06年にはインターネット通販がカタログ通販を抜き、その後も拡大を続け2010年にはその市場規模は約2.5兆円(カタログ通販市場は約1.5兆円減少傾向)になるとされています。
こうした動向から見られるように、現在の通販業界の主流はカタログからインターネットへと変化を見せています。また、モバイル分野も規模は小さいものの、2010年以降はテレビを抜く勢いを見せています。こうした動向を受け、すでに通販大手各社はインターネットやモバイル事業に力を入れており、新たな市場でのシェア拡大を目指しています。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
通販業界売上高シェアグラフ |
|
1 |
大塚商会(サービス&サポート | 2,009 |
19.8% |
|
2 |
アスクル | 1,889 |
18.7% |
|
3 |
ニッセンHD(通販事業) | 1,315 |
13.0% |
|
4 |
千趣会(通信販売事業) | 1,309 |
12.9% |
|
5 |
ベルーナ | 1,001 |
9.9% |
|
6 |
フェリシモ | 489 |
4.8% |
|
7 |
スクロール(通信販売事業) | 483 |
4.8% |
|
8 |
ストリーム |
336 |
3.3% |
|
9 |
イマージュHD | 178 |
1.8% |
|
10 |
ビズネット | 170 |
1.7% |
前年に比べ業績を伸ばした通販会社はランキング首位の大塚商会、ランキング4位のニッセンホールディングスで、伸び率はそれぞれ売上高前年比+6.1%、+1.6%の増加となっています。
※シェアとは通販業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで通販業界における各企業の占有率を知ることができます。
各ランキングをクリックするとそれぞれ詳細ランキングページにジャンプします。
大塚商会、アスクル、千趣会、ニッセンホールディングス、ベルーナ、スクロール、フェリシモ、ストリーム、イマージュホールディングス、ビズネット、MonotaRO、RHトラベラー、ネットプライスドットコム、ケンコーコム、マガシーク、アイケイ、スタイライフ、健康ホールディングスなど計20社。
平成22年3月決算時(他時期決算企業あり) 各社有価証券報告書より作成
当通販業界の現状、動向、ランキング、シェア等コンテンツは上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。
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