右記グラフは化粧品業界の規模の推移をグラフで表したものです。
化粧品業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。
平成21年の化粧品業界(主要対象企業16社の売上高計)の業界規模は1兆6,474億円となっています。
化粧品業界の過去の推移を見ますと、平成15年から平成19年までは増加傾向、平成19年には減少に転じています。
増加を続ける化粧品業界ですが、国内での伸び率は頭打ち状態。平成20年の国内の化粧品業界は前半が原油価格の高騰による原材料費の値上がり、後半は世界同時不況の影響により売上高が減少となりました。
平成21年に入っても消費者の節約志向は根強く、高価格帯の商品を中心に売上が伸び悩みました。主要化粧品メーカーの平成22年3月決算(他時期決算企業あり)では、資生堂(化粧品事業)が-5.8%、花王(ビューティケア事業)が-6.9%、コーセーが-3.1%、ノエビアが-5.8%の減少を記録しています。
少子高齢化の影響等で国内での成長を見込めないメーカー各社は、アジア圏を中心とした海外市場に力を注いでいます。
業界首位の資生堂は中国へ積極展開。中国の富裕層、中産階級層をターゲットとした販売チャネルの構築に力を注いでいます。
また、3位のコーセーはアラブ首長国連邦で販売を開始。中東諸国を視野に入れた販売戦略を展開していく見込みです。
国内での市場飽和を背景に、化粧品各社は新たな需要を求め海外へと市場を移しています。国内から海外へと舞台を移した化粧品業界。今後とも限られたパイをめぐり、激しい競争が予想されます。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
化粧品メーカー シェアグラフ |
|
1 |
資生堂(化粧品事業) | 6,341 |
38.5% |
|
2 |
花王(ビューティーケア事業) | 5,479 |
33.3% |
|
3 |
コーセー | 1,725 |
10.5% |
|
4 |
ノエビア | 552 |
3.4% |
|
5 |
マンダム | 543 |
3.3% |
|
6 |
ファンケル(化粧品関連) | 519 |
3.2% |
|
7 |
ドクターシーラボ | 258 |
1.6% |
|
8 |
ナリス化粧品 |
231 |
1.4% |
|
9 |
エイボン・プロダクツ | 196 |
1.2% |
|
10 |
ミルボン | 191 |
1.2% |
化粧品業界の売上高ランキングを見ますと、ランキング上位3社が強いことが分かります。
前年(平成20年)に比べ売上高を伸ばした化粧品メーカーは、ランキング7位のドクターシーラボ、ランキング14位のコタ、ランキング6位のファンケルで、売上高前年比の伸び率はそれぞれ売上高前年比+19.4%、+8.9%、+3.8%の増加となっています。
※シェアとは化粧品業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで化粧品市場における各企業の占有率を知ることができます。
各ランキングをクリックするとそれぞれ化粧品メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。
資生堂(化粧品事業)、花王(ビューティーケア事業)、コーセー、ノエビア、マンダム、ファンケル(化粧品関連事業)、エイボン・プロダクツ、ナリス化粧品、ドクターシーラボ、ミルボン、ハウス オブ ローゼ、ハーバー研究所、日本色材工業研究所、アイビー化粧品、コタ、フェヴリナの計16社。
平成22年3月決算時(他時期決算企業あり) 各社有価証券報告書より作成
当化粧品業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツは上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。
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