右記グラフはゲーム業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。
ゲーム業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。
平成21年のゲーム業界の業界規模(主要対象企業24社の売上高計)は3兆0,898億円となっています。
ゲーム業界の過去の推移を見ますと、平成16年から平成19年までは増加傾向にありましたが、平成19年から平成21年は減少に転じています。
ゲーム業界の拡大を牽引しているのが、首位の任天堂の存在です。
平成16年に発売された携帯型ゲーム機『ニンテンドーDS』が爆発的なヒットを記録。「脳トレ」といった新たなジャンルで、今までゲームに馴染みのない女性や高齢者層の取り込みに成功。社会的なブームにまでなりました。
さらに、平成18年には体感型ゲーム『Wii』を発売。発売当初は売り切れが続出するなど、こちらも記録的なヒットとなりました。その結果、任天堂の売上高も大幅増。08年3月期の決算では売上高1兆6,724億円と過去最高額を記録し、前年比73%の増収となりました。
平成20には昨年まで大ヒットした『wii』や『ニンテンドーDS』が一定水準まで普及。平成21年に入ると世界的な不景気の影響で『Wii』の売上が低迷。任天堂の22年3月決算では売上高前年比-22.0%の減少を記録しました。
平成20年に発売されたソフト分野では、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』が414万本を売上げ首位に。2位にはポケモンの『ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー』(358万本)、3位に任天堂の『newスーパーマリオブラザーズWii』(312万本)と続きます。
一方で、パソコンや携帯電話向けのオンラインゲームは好調。低料金や利用のしやすさなどから低年齢層を中心に支持を受け、市場規模、利用者数ともに増加傾向。今後の動向に期待が寄せられます。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
ゲーム業界 売上高シェアグラフ |
|
1 |
任天堂 | 1兆4,343 |
46.4% |
|
2 |
ソニー※ | 8,407 |
27.2% |
|
3 |
スクウェア・エニックスHD | 1,922 |
6.2% |
|
4 |
コナミ※ | 1,422 |
4.6% |
|
5 |
バンダイナムコHD※ | 1,321 |
4.3% |
|
6 |
セガサミーHD※ | 1,215 |
3.9% |
|
7 |
タカラトミー※ | 668 |
2.2% |
|
8 |
カプコン※ |
440 |
1.4% |
|
9 |
コーエーテクモHD※ | 297 |
1.0% |
|
10 |
アトラス | 192 |
0.6% |
ゲーム業界の売上高ランキングを見ますとランキング首位の任天堂、2位のソニー(ゲーム事業)の売上高が高いことが分かります。
前年に比べ業績を伸ばしたゲーム会社はランキング3位のスクウェア・エニックス・HD、ランキング9位のコーエーテクモHD、でそれぞれ売上高前年比+41.7%、+29.7%の増加となっています。
※シェアとはゲーム業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでゲーム業界における各企業の占有率を知ることができます。
※ソニーはゲーム事業、コナミはデジタルエンタテイメント事業、バンダイナムコHDはゲームコンテンツ事業、セガサミーHDはコンシューマ事業、タカラトミーは玩具周辺事業、カプコンはコンシューマ用ゲームソフト事業、コーエーテクモHDはゲームソフト事業の売上高です。
各ランキングをクリックするとそれぞれ詳細ランキングページにジャンプします。
任天堂、ソニー(ゲーム事業)、コナミ(デジタルエンタテインメント事業)、スクウェア・エニックス・HD、セガサミーホールディングス(コンシューマ事業)、バンダイナムコホールディングス(ゲームコンテンツ事業)、タカラトミー(玩具周辺事業)、カプコン(コンシューマ用ゲームソフト事業)、コーエーテクモホールディングス、ハドソン、コーエーなど計24社。
平成22年3月決算時(他時期決算企業あり) 各社有価証券報告書より作成
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