右記グラフは住宅業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。
住宅業界の規模の推移を見ることでその業界の大まかな現状や動向を把握することができます。
平成21年の住宅業界の業界規模(主要対象企業28社の売上高計)は6兆0,677億円でした。
過去の住宅業界の推移を見ますと、平成16年から平成19年までは若干の増加傾向にあった住宅業界ですが、平20年からは減少に転じています。
住宅業界はここ近年伸び悩みを見せています。19年には改正建築基準法施工の影響で新設住宅着工数の落ち込み、20年には世界的な金融不安、21年には消費低迷の影響で着工数が伸び悩んでいます。
平成21年の新設住宅工数は約77万戸。120万戸付近を記録していた新設住宅戸数は金融危機以降、100万戸へと下落し、平成21年には80万戸を切る大幅減へ。45年ぶりの低水準を記録しました。
さらに、戸建て住宅市場は少子化の影響を直接受けると言われ、将来的には人口の減少、少子化による市場の縮小など構造的な問題も挙げられます。
逆風が続く住宅業界ですが、一方でオール電化や耐震・耐火住宅、省エネなど住宅への高付加価値ニーズが高まっており、住宅の環境性、安全性、省エネ性に消費者は強い関心を寄せています。
さらに09年4月には「住宅ローン減税」が開始。省エネ性や耐震性、バリアフリー性に優れた長期優良住宅が優遇される結果となり、大幅減税による効果が期待されます。
消費低迷と少子化の構造的な問題を抱える業界にとって、いかに高付加価値の住宅を提供かが生き残りのポイント。オール電化、低価格住宅、太陽光発電住宅、バリアフリー住宅など各社それぞれ取り組みを始めており、今後も激しい競争が予想されます。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
住宅業界 売上高シェアグラフ |
|
1 |
大和ハウス工業 | 1兆6,098 |
26.5% |
|
2 |
積水ハウス | 1兆3,531 |
22.3% |
|
3 |
住友林業 | 7,239 |
11.9% |
|
4 |
積水化学工業※ | 3,981 |
6.6% |
|
5 |
旭化成※ | 3,897 |
6.4% |
|
6 |
ミサワホーム | 3,536 |
5.8% |
|
7 |
パナホーム | 2,603 |
4.3% |
|
8 |
三井ホーム |
2,099 |
3.5% |
|
9 |
アーネストワン | 1,353 |
2.2% |
|
10 |
飯田産業 | 1,141 |
1.9% |
住宅メーカーの売上高ランキングを見ますとランキング上位2社が強いことが分かります。
前年(平成20年)に比べ売上高を伸ばした住宅メーカーは、ランキング10位の飯田産業のみで、売上高前年比+9.6%の伸びを記録しています。
※シェアとは住宅業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで住宅業界における各企業の占有率を知ることができます。
※積水化学工業及び旭化成の売上高は住宅事業の売上高です。
各ランキングをクリックするとそれぞれの住宅メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。
大和ハウス工業、積水ハウス、住友林業、積水化学工業(住宅事業)、ミサワホーム、旭化成(住宅事業)、パナホーム、三井ホーム、アーネストワン、飯田産業、東栄住宅、東日本ハウス、エス・バイ・エル、細田工務店、サーラ住宅、ミサワホーム中国、土屋ホールディングス、ミサワホーム北海道、東北ミサワホーム、ウエストホールディングスなど計28社
平成22年3月決算時(他時期決算企業あり) 各社有価証券報告書より作成
当住宅業界のランキングや動向などのコンテンツは上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。
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